2学年の英語のクラスでは、7月よりMALLシステム(Mobile-Assisted Language Learning)を導入して授業を行っています。MALLシステムとは、タブレットを用いて、英語のスピーキングやリスニング等の技能を高めるオンライン教材です。 実際に、台湾修学旅行や英語のプレゼンコンテストに向けて、スピーキング力の向上が課題でした。コンテストの際に、伝えたい内容は素晴らしいのに、練習不足でもったいないという場面が多くあったからです。そこで、いつでも、どこにいてもリスニングができて、音マネをしてシャドーイングを繰り返し、録 音して提出することで自動採点され、自分の苦手な箇所を認識して、練習を繰り返すことで音声発信力を鍛えていくという試みを、タブレットを用いて行っています。 今回はMALLシステムに詳しい大学教授の吉原学先生をお招きして、MALLシステムを用いた実際の授業を行っていただきました。夏休みの課題では、台湾修学旅行に向けた自分のプレゼンテーションの型を作り、音声で提出することになっています。その導入編として、プレゼンで良く用いる表現や、プレゼンのポイントなどを伝授して頂きました。Presentationの4つの意味、「今、ここにいて、相手に贈り物を、送る」ことが大切であり、「聞いている人に役に立つ情報をわかりやすく伝える」ことが大切だというプレゼンのエッセンスを伝えて頂きました。
この授業を活かして1カ月半ある夏休みを利用して面白いプレゼンを提出してくれるのを楽しみにしています。MALLシステムを用いて生徒がどれだけ発信力を鍛えていけるか、しっかり見守って指導していきたいと思います。 (掲載561) |
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