2学年の探究では、SDGsの持続可能性を考慮に入れた「持続可能な観光」をテーマに高校生が地域を舞台にした「SDGs修学旅行」を企画することを行っていきます。今回は、「地域の方の生の声を聞き、五日市の地域の魅力と課題を知る!」を目的に、インタビュー活動を行いました。 事前にアポ取りを行ってインタビューを実施しました。アポ取りは断られることもあり、心が折れそうになりながらも、めげずに電話をかけたりする姿がありました。普段、話したことのない大人との会話では、相手を意識した礼儀やマナー、姿勢が問われます。事前にインタビュー原稿を作成して、今日のインタビューに臨みました。不安な生徒もいましたが、班員で協力し合って頑張っていました。

五日市高校周辺の商店街の多くの方に協力をして頂きました。至らない部分もありましたが、熱心に説明をして頂いたりと、生徒には貴重な時間になりました。お忙しい中、お時間を作ってくださり、地域の皆様、本当にありがとうございました。また、街頭インタビューで地元の人の声を直接聞いた班もありました。断られることも多くありましたが、果敢に声をかけてインタビューしていく頼もしい姿もありました。普段はおとなしい生徒の違った一面を見ることができました。
〜ご協力いただいた店舗など(敬称略)〜 ご協力ありがとうございました! 鈴木屋、五日市警察署、枡屋、ワラ屋、洋食キッチンシオン、寿美屋、ふるさと整骨院、いなげや、五日市警察署、おかしやPage、キャンバス(ブランコ)、小机林業、美容室エアリイー、油屋旅館、陶器のむらやま、丸屋、うめや、井上商店、寿美屋、きれや、松本商店、井上商店、鈴木屋、松村精肉店、地域の皆様 他
事後の生徒のアンケートでは、インタビューで印象に残った言葉を生徒に書いてもらいました。 以下はその一部です。生徒のコメントを見て、地元の方の生の声が大切で、生徒の心にも響いたのだと実感しました。生徒に期待を込めたアドバイスも頂いたりと地域の方に育ててもらっていることに感謝です。なかには40分以上、お時間を頂いて話をしてくださった方もいらっしゃったとのこと。ありがたかったです。 ・スマホだけの情報だけでなく実際に色々経験すること ・お店の方が『電車とか交通手段が少ないから、電車の本数を増やして欲しい』とリアルな声がとても印象に残った
・必要なものがあっても利用し続けてくれないと意味がないということ ・やったことあるだけじゃなくやりきることが大事 ・都会の田舎だから楽しめる ・できることは全部チャレンジしてほしい ・名物が必要 ・渋谷が村のとき五日市は町だった ・秋川は世界一の河川 ・人との繋がりが大事 ・高校生の意見も取り入れてほしい ・経済と文化のおかげで学校が出来上がった ・商店街の盛り上がりがほしい ・地元から離れないでほしい ・優しい人が多い、自然豊か ・高校生にも貢献してほしい ・ポイ捨てを無くして欲しい ・お客さん(外国人)のマナーが良くない、ゴミがそのまま。 ・五日市は人との繋がりが一番の魅力で色んな人が助け合っている
生徒が、今回のインタビュー活動を通じて学んだこととして、以下のようなコメントがありました。生徒にとってはリアルな社会、地域の人と関わることで、自分自身の中でも新たな変容があったようです。生徒が、地域の課題をより「自分事」にし、自分の「行動」について言及する生徒が多くいました。人と関わることで自分が変わり、社会を変えていく力になるのだと感じました。
・五日市地域の良さや今後の課題など働いている人の視点での話を聞き、その地域ならではものを変わらないようにするのは大変だなと思った。 ・地域の人が過ごしやすくすることが大切 ・アポ取りの段階から全部自分たちでやってこれから社会に出るためのスキルが少しついた気がする。 ・自分たちの意見を発信していく、思ったことを形にしたり、地域の事業者と絡んで活気的なものを作り出す ・欲しがるだけではなく欲しがったものを使い続ける必要があるということ ・みんなが口を揃えて「人が少ない」と言っているのを聞き、それに対する答えを出せなかったので、どんな問いが来ても返せるようなボキャブラリーを持っておく ・地域の人とふれ合い、互いに理解を深める事が大事だと改めて感じた。 ・人見知りせずに、ちゃんと相手の目を見て、きちんと話すこと ・話しかけ方などをしっかりとした言葉で伝えないといけないと思いました。 ・そこに住んでる人ならではの考えがあって自分達と見てる目線が違うと感じた ・若い人たちがSNSなどを使って広めていくのは大切だと思った
・もっと地域の人たちと関わる、地域の人と協力すること ・人に話を聞いたら、その街の知らないところが見えて来た ・地域の方々も高校生たちもこの地域を良くしたいと思っているのがいいと思った ・関係ないと思わず自分も行動する ・人の話を聞くときに相槌をすると良い ・五日市の課題は結構あるなと思いました ・みんなが五日市を好きだとわかった ・聞いてみて高校生の意見も欲しいんだなーって思った ・昔ながらを守る ・コミニュケーションは大事だと思った ・地域の人に寄り添うことが大切だと思った。 ・五日市の自然と住んでいる人達がどれだけ有意義に暮らせるか ・絶対に道にゴミを捨てない ・年上の方と話す機会が少ないのでこれから少しずつ話す機会を作って丁寧語や敬語を身につけていきたいと思いました
インタビューの大きな目的の1つに「自分たちが考えている魅力&課題」と「地域の方が感じている魅力&課題」を比較検討することです。以下、生徒のコメントです。
・自分たちが考えている課題と地域の人が考えている課題とは違った見方があるなと感じた。まだまだ自分たちには見えていない部分があるのでそのような違いが生じるのではないかと思った。 魅力は同じだった ・五日市の魅力は少なく人口の世代の年齢層も高く、若者がいても近隣の街に流出してしまう。 大型の商業施設を展開し、五日市ならではの産業、ものづくりをし、若者へアピールする事が大事だと考える。 ・自分達は若者が来るような面白い施設などを考えていたけど、施設があるから人が来るのではなく人が来るから施設ができるという考えに違いがあったこと ・自分はもっとお店が増えたらいいなと思っていたが、地元の人はもっと人が必要だったり、交通を便利にしたり観光を増やす事だったり、かなりの違いあった。長く住んでいると本当に必要な事が分かると思った ・自分達はただ物、人がないだけだと感じたが、地域の人はそれをチャンスに変えてお互いに切磋琢磨しているのに気づかなかった ・私は外国人観光客は来てもいいと思ってたけど、実際に地域の人に聞いてみるとそうではなくて、出来れば来ないで欲しいと思っていたのが分かった。マナーを守らない外国人が多すぎて、マナーを守ってる人が目立たない。 ・今回行った先では課題に違いがあった。警察署では警察の人ならではの防犯対策についてだったけど、旅館では一般の人の考えで清掃や地域を良くする方法だった。警察は市民の安全を考慮したお話で旅館では観光に対するお話になったんじゃないかと思った。
最後に、インタビューを行った前後での気持ちの変化について、生徒に聞いてみました。それぞれ職業や立場等のよって見方も変わるという重要な点に気づけた生徒も多かったようです。1つの視点だけではなく、多角的に物事を捉えられる生徒を育てていきたいです。
・時には深呼吸してじっくり考えるのもありだなと思いました。 ・自分たちが思っている以上に五日市は魅力があるということ ・仕事によって物事の見方が変わると言うこと ・五日市はとても素敵な町と人で一杯だと思った ・広葉樹が少ないというのを聞き、自然が綺麗なだけではいけないことを知った ・昔は商店街など賑わっていたが、今は閉まってる店が多いと聞いて、昔の五日市は今とは印象が異なるんだなと思いました ・お店をやっている人は五日市に対する思いが強いんだなと思いました。 ・自然ばっかなのも悪いことではない!と思った ・自分たちにできることをやってみようかなって言う気持ちになった ・昔から住んでいる人たちが思う考え方に刺さるものがあった。 ・地元愛が高いと思う。 ・今まで特に興味の無かった事も、歴史を聞いていると面白いと感じる様になった。これからはもっと五日市の良さを知ってみたいと思いました ・聞く人の職業によって考えることが違ったのでいろいろな人の意見をまとめて解決するのがいいと思った。 ・地域の人が五日市の文化祭とかに行きたいと言っていた ・もう少し高校生にできることを自分たちで探してやっていきたい。 自然を汚くしていけないと思った。 地域で行われているイベントとかに参加しようと思った
様々な地域の方のお話を聞いて、「自分たちにできること」という視点で生徒が考えられるようになったことが大きな収穫であったと思います。ここでの経験をもとに、「マイアクション」につなげていき、高校生ならではの視点で提案・発信をしていけたらと考えています。改めて、今回、生徒の活動に関わってくださった地域の方々、温かいご指導ありがとうございました。そして、今後ともよろしくお願いいたします。
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