前回に続き、今回の読書活動基礎の授業でも、モダンテクニックを取り入れた表現に取り組みました。
今回は、梅雨の時期と重なる『でんでんむしのかなしみ』(新美南吉/著)の読み聞かせの時間を持って、そこから想像された場面を生徒はクレヨンと絵具で表現しました。
 クレヨンを1色だけ選んで、お話から浮かんだ場面を描きます。
 絵の具も1色だけ選んで絵の上から塗ると、クレヨンが浮かび上がります。
モダンテクニックのひとつ「バチック」の技法で、味わいのあるでんでんむしの作品がたくさん生まれました。 これらは、時期を見て展示作品として活用できたらと考えています。
また今回は、絵の具を自由に塗りつけた用紙を2つに閉じて広げて描く、デカルコマニーという技法も試しました。
次回はいよいよ、今回までに学んだバチックの技法を活かして、クラスで1つの物語を描くオープン絵本を作成します。
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