6月12日(月)、現在は新渡戸文化中学・高等学校副校長で高校教育デザイナーとしても活躍されている山藤旅聞氏を講師に招いて、1年生全員を対象としたSDGsワークショップを実施しました。

SDGsとは何なのか、何を目的としたものなのか等、詳しく知らない生徒にも分かりやすいようにお話をいただきました。 また、実際の実践例や、そこから感じ取れたこと等、生徒が身近に感じされるエピソードも多く交えていただきました。


2種類のチョコレートが配られて…。 さあ、どのように違ったでしょう。生徒には分かったでしょうか。

体験活動を取り入れて、生徒の興味を引き出しながら進むワークショップに、生徒のメモを取る手も活発になります。

ワークショップ終盤では、この時間を通じてこれだけでも印象に残せたらという実例も紹介されました。 山藤氏がまとめた後、本校教員による振りかえりの声かけをもって、ワークショップを締めくくりました。

授業後は、教職員向けの研修も山藤氏に担当していただきました。 学校での取り組み事例とその効果等を丁寧に講義いただき、とても参考になりました。
授業後の生徒からは、「分かりやすかった」「小さなこと同士がつながっていることが分かった」「安く買えるのはその犠牲になっている人がいると知った」などの声が聞かれました。会場を出る講師に付いて歩き、感想や質問を続ける生徒もいました。
今日のSDGsワークショップと教職員研修は、理解できた今日だけで満足せず、これから取り組みを広げたり深めたりしていけるものです。 授業で、探究活動で、学校行事で、普段の生活で、今日学んだことを取り入れた活動をどんどん実行していきたいと思います。
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