活動内容花を生ける楽しさや喜び・難しさを追求し花の生け込みや校内美化活動、天高祭での展示が主な校内活動ですが、地区実技講習会で他校生との交流や異世代交流事業として学童保育を訪問しています。

令和2年度 活動報告
前部長 鈴木未來
現部長 後藤優奈

 華道部は、部員15名で活動してきました。今年は、例年とは違い、大会に参加したり外部の活動を行ったりすることができませんでした。ですが、県から花の寄付をいただいたりテレビからの取材を受けたりしたことで華道について深く考えるきっかけをいただいた年でもありました。花には、人を元気にする力があると思います。その力はどんな時でも失われません。イレギュラーな年だったからこそ、改めて実感することができました。
 これまでの活動では、生ける花そのものの個性を生かし、部員がお互いに協力し合って作品を作り上げてきました。この活動を通して、それぞれの考え方を大切にして認め合い行動することの大切さを学びました。
 これまで一緒に活動してきた部活の仲間たち、顧問の先生方、そして熱意のある指導をしてくださった阿部華翠先生、今までありがとうございました。これからも皆さんの最高の笑顔と優しさを大切にして楽しい部活動を創り上げていってください。

令和元年度 活動報告
前部長 柴田 菜々
現部長 鈴木 未來
 華道部は、部員二十二人で活動してきました。日ごろのお稽古での学びを活かし天高祭での展示や全国高校生花いけバトルへの出場を果たしました。また今年は活動の幅が広がりチャレンジの一年となりました。
 特に県立博物館で行われた、小学生を対象としたフラワーアレンジメント講座でのボランティア体験が印象に残っています。小学生だけでなく様々な年代の方が参加してくださり、笑顔あふれるイベントになりました。そして、天童高校華道部が地域と結びついていることを実感しました。
 華道部として様々な体験をし、充実した日々を送ることができました。部員の皆さん、顧問の先生方、お稽古をご指導してくださった華翠先生、ありがとうございました。華道部のさらなる活躍を期待しています。

東北大会
三年 柴田 菜々
 今年の六月、私と須藤美郁のチームどっかーんは仙台市で行われた、全国高校生花いけバトル東北大会で優勝し、八月に全国大会に出場しました。私にとって三回目の全国大会、高校最後の大会となりました。
 五分という限られた時間の中で花材を選び生けていくのが花いけバトルです。審査員や華道家の方だけでなく、観客の評価も得点になるので、どの角度から見ても美しく見えるように花の向きや色の組み合わせを工夫しました。
 また「花を大切にする」ということを心に置き美しい作法を心がけました。
 思うように生けられないことや、うまく生けられても高い評価を得られないこともありましたが、どんな時も二人で支え合い最高のパフォーマンスをしてきました。良きライバルとも出会うことができました。花を通して学んだことをこれからの人生に生かしたいと思います。



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