校 歌
制定(昭和26年2月24日)
山形県立天童高等学校校歌
作詞/神保光太郎
作曲/清水 脩
1 山は呼ぶ  聖(きよ)らなる 父なる声よ
たくましの みちのくの山 
陽(ひ)に映(は)える 千古の雪よ
  悠久の使命に 燃えて
今ぞ  盟(ちこ)ふ 若きはらから
われら われら 希望の学徒
2 河は呼ぶ はぐくみの 母なる声よ
うるはしの  最上(もがみ)の流れ
朽(く)つるなき  真理(しんり)の 姿(すがた)
吹きすさむ嵐に 堪えて
今ぞ  究(きは)む 若きはらから
われら われら 希望の学徒
3 朝は呼ぶ 晴れ渡る  碧(みどり)の空よ
湧きおこる  天(あま)駆(か)ける夢
胸に満つ 決意の歌よ
新しき 世紀(せいき)の 道を
今ぞ ひらく 若きはらから
われら われら 希望の学徒
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作詞 神保光太郎

1905年(明治38年)西村山郡岩根沢村出身 山形中学校 京都大学出身
詩人 ドイツ文学者
1934年(昭和9年)29歳の時 埼玉県浦和市別所沼のほとりに自宅を新築する。
以来、この地を活動の拠点として埼玉県の文化発展に寄与する。
太平洋戦争中、占領したシンガポールの昭南日本学の校長をした。
故郷山形県内の学校の校歌の多くを作詞した。作曲は清水脩氏とのコンビが多い。
1990年(平成2年)没。享年85歳

作曲 清水 脩
1911年(明治44年)大阪市天王寺の真宗大谷派寺院で生まれる。
中学時代から音楽を志し、ピアノを習得し、合唱曲も創作始めた。
大阪外語大学仏文科時代は指揮をも務めた。東京音楽学校(今の東京芸術大学)選科に籍を置き、作曲を学ぶ。『創作オペラの父』とまで言われるようになった。
全日本オペラ協会会長、全日本合唱協会名誉会長等の要職に。
1986年(昭和61年)没。享年75歳
校 旗
昭和26年制定の校旗
昭和57年制定の現在の校旗
校 章
昭和57年3月1日制定
丸山 栄氏(元本校教諭)と奥山敏彦氏(元本校美術常勤講師)の共同制作
舞鶴山山麓に開校した本校の象徴として鶴の舞う姿を図案化したものである。
丹頂を朝日に輝かせ、地を蹴ってまさに飛び立たんとする鶴の羽ばたき、その飛翔は天かける希望に満ちた、はるかな未来をめざす。
帽章
普通科バッチ
商業科バッチ