11月13〜15日、第2学年52名で長崎へ修学旅行に行ってきました。
1日目は山形空港から羽田空港で乗り継ぎ、長崎空港へと向かいました。長崎は快晴。この時期に防寒具がいらない長崎の気候に驚く生徒も多くいたようです。その後、貸切バスで日本一広いテーマパークであるハウステンボスに向かいました。立ち並ぶヨーロッパ風の建築物や辺り一面に咲き誇る花々、壮大なイルミネーションには目を奪われました。また、アトラクションはもちろん、地域共通クーポン券を使ってグルメやショッピングなども存分に堪能することができました。

 2日目も快晴。午前中は軍艦島クルーズに参加しました。30分ほどではありますが、軍艦島に上陸し、ガイドさんから当時の人々の生活や建物について説明を受けました。間近で世界文化遺産を見ることができた、良い経験となりました。お昼は大人のお子様ランチとも呼ばれるトルコライスを楽しみました。ボリューム満点で女子生徒は苦戦しながら食べているようでした。
午後からは平和学習として、平和公園や原爆資料館を回りました。平和公園では原爆犠牲者に献花をし、全員で黙祷を捧げました。被爆された方からのご講演もいただき、私たちが過ごす日常の尊さを改めて学ぶことができました。夕方は世界三大夜景とも呼ばれる長崎の夜景を見に、稲佐山展望台へと向かいました。日が沈み、光が点々と灯り始める幻想的な光景を見ることができました。

 3日目も快晴。時間に余裕ができたということで急遽、眼鏡橋へと向かうこととなりました。生徒達は水面に移る橋が眼鏡に見える様子や近くにあるハートストーンをたくさん写真撮影していました。その後、江戸時代に対オランダ貿易の窓口として栄えた出島に向かいました。復元された街を歩き、当時の雰囲気を実際に感じることができました。その後は大浦天主堂、グラバー園へと向かいました。残念ながらグラバー邸宅は工事中で見ることができませんでしたが、その他にも幕末・明治期に活躍した西洋人の旧宅が多くみられ、教科書だけでは学べない日本史を学ぶことができました。最後の昼食は長崎名物の皿うどん。長崎県民のこだわりだという金蝶ソースをかけて美味しくいただきました。お腹いっぱいになった後、名残惜しくも長崎を後にし、山形への帰路につきました。山形空港では多くの保護者の皆様にお出迎えいただき、生徒達の表情も安堵したようにも見えました。

今年度は新型コロナウイルスの影響で旅行先や日程の変更などがありましたが、こうして安心・安全な旅、生徒の思い出に残る旅になったのは多くの皆様からご協力・ご理解があったおかげです。お世話になった日本旅行会社様、ホテルモントレ長崎様、長崎ラッキーバス様、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。