いよいよ、2年生も残すところあと1週間となりました。そして、あと1カ月後には待ちに待った沖縄修学旅行です。 先週から司書さんのご協力も頂き、事前学習を行い始めました。 沖縄には、「歴史」「文化」「伝統」「地理」「観光」「食」「戦争」「動植物」「県民性」など様々な切り口で学ぶことができる場所です。各班で今、探究したいテーマを絞っているところですが、 今回、その事前学習の前段階として、「沖縄」のことをよく知るために、歴史の専門家である八柏龍紀先生をお呼びして、事前講演会を行いました。
沖縄の地は、戦時中には49万人いた人口のうち、12万人が亡くなるという悲惨な戦争を経験しています。今回の修学旅行では、ひめゆりの塔、アブチラガマ、平和講話等、戦争と平和を考える場面が多くあります。特に、ガマに入るときは一礼をして心を込めて入るという心構えも教えて頂きました。
沖縄の見どころスポットも教えて頂き、沖縄修学旅行がより楽しみなものになったと思います。 生徒の感想には、「楽しむだけでなく、1つでも学んで帰ってくる!」「沖縄の美しいイメージの裏には悲惨な現実があることがわかって、考えさせられた」「沖縄の魅力あふれた観光地や県民性をそのまま読み取るだけでなく、なぜこのような形になったのか疑問を持ち、解決する!」といったコメントがありました。 ただの旅行で終わらせない「深い学び」のできる修学旅行となるよう、事前学習と準備を丁寧に進めていきます。
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