1年生が探究発表会を行いました
 7月14日(金)の2・3時間目を使って、第1回探究成果発表会を行いました。今回の発表テーマは、「FWのまとめ」でした。4月から2か所にFWをしましたが、そこで学んだことや今後の学校生活で生かしていくことなどを1か月かけてまとめていきました。この時期としては非常に内容が良い生徒も多かったです。第2回成果発表会は12月を予定しています。今回グループのみんなの前で頑張って発表ができ、一歩も二歩も成長を感じた生徒がいたことがとても印象的でした。

探究委員の司会の後、各グループの前で発表を行いました
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あじさい山での甘茶摘み体験を行いました! 【3学年総合的な探究の時間】
先日の探究フィールドワークでは「あじさい山での甘茶摘み体験」を行いました。

先日のイベントでも試飲した地域振興の鍵となる「あじさいの甘茶」は、五日市高校裏の金毘羅山の奥に畑があります。

金毘羅山を登って、現地に着くまでが生徒にとっては大変だったようですが、景色を満喫しながら、楽しいおしゃべりをしながら、登っていました。

1時間半ほどして、甘茶摘みの現場に到着しました。
甘茶は思ったよりも小ぶりでした。甘くするために花はなるべく取って、葉に養分がいくようにしているとのことです。

到着してから、説明を聞き、2班に分かれました。
甘茶を収穫する班と収穫した葉だけを取る作業です。

甘茶摘み班は、鎌を使って根元から手際よく、甘茶を摘み取っていました。普段の座学の授業ではあまりパッとしない生徒が熱心に取り組み、感動しました。
中には、その仕事ぶりを認めていただき、「うちの会社でバイトしないか?」と声をかけて頂いた生徒もいました。


摘み取った甘茶を手際よく分けて、お茶の葉をトレーに分けていきます。


摘み取った甘茶は五高フェスでも試飲して頂けるようにしていく予定です。また、甘茶を用いた新たな商品開発もしていく予定です。

少し暑くて大変でしたが、リアルな体験を通して、生徒が成長していることがよくわかります。
これからも、「経験から学ぶ」という姿勢を大切に、地域と協働した活動を深化させていきます。

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2023/07/18 2年生・3年生を対象とした授業「時事問題」を実施しました。
7月の臨時時間割の期間を利用して、2年生と3年生それぞれを対象とした授業「時事問題」を実施ました。

これは、普段の授業で学んでいることが生活やニュースと関連していると気づいたり、それらを進路活動で生きた知識として活用できたりすることを目的とした授業です。



5月に広島市で開催されたG7サミットなどの出来事をいくつか話題に挙げながら、時事とはそもそも何なのか?といった基本から確認しました。



生徒は、印象に残ったことをメモに残したり、クイズ形式の問題に答えたりしながら学習を進めていきました。



情報収集に新聞を活用する理由や、時事川柳を使った学習法なども紹介することを通じて、生徒それぞれが授業後も、自身の生活パターンや進路希望に合わせて時事への理解を深められるよう配慮しました。

これから迎える夏休み期間も、たくさんの時事が報道されることと思います。
それらへの関心が芽生え、社会に興味が湧いたり進路活動で役立てられたりすることを願っています。

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2023/07/13 1年生が3日間にわたる「夏の朝読書」の時間を持ちました。
7月の臨時時間割の期間を利用して、7月11日(火)からの3日間にわたって、1年生が「夏の朝読書」の時間を持ちました。

ゆくゆくは誰もがそれぞれのペースで本を読む時間を持てるようになることを念頭に、そのためのプログラムを学年と司書教諭が協力して計画し、実践しました。
実践にあたっては、国語や数学、地歴公民、英語、音楽などの一般科目の先生も各教室に付いて、生徒たちの読書を支援しました。



1日目は導入として、あきる野市立五日市図書館から選りすぐって貸し出していただいた絵本を、どの生徒もたくさん読みました。



絵本は、幼い子どもだけのものではありません。
生徒からは、「いろいろな絵の描き方があると知った」「久しぶりに読んだら発見が多かった」「奥深い絵本も多かった」などの感想が聞かれました。

2日目は、自分たちが文章を書く立場になって、言葉で表現するトレーニングをしました。
絵本を1冊選んで、その絵本の面白さをPOPに書き込みます。
5歳の子どもが分かることをイメージして、易しい言葉づかいを考えてひらがなで大きく書きました。



もう一度読み返したり、文章を推敲したりする生徒が多く、予定していたよりも長い時間をこの作業にあてました。



3日目はいよいよ、生徒それぞれが読みたいと思う本を持ち寄って読む時間としました。



通学中の電車や自宅で読み進めていた小説を持ってきて来る生徒や、もう一度絵本を手に取って読み込む生徒など、さまざまでした。



3日間の朝読書を終えて、通常の授業とはまた違った感じ方が生徒にはあったようです。
実施後のアンケートでは、夏の朝読書を「とても良かった」「まあまあ良かった」と答えた生徒が85.4%に上りました。
また、自身の「読む力」や「読もうと思う気持ち」が「とても伸びた」「まあまあ伸びた」と感じる生徒も76.0%いました。文章を書く時間も設けた甲斐があり、「文章で伝える力」や「書く気持ち」が「とても伸びた」「まあまあ伸びた」と答えた生徒も78.7%に達しました。

本を読む時間を、今後もいろいろな機会を利用して設けていきたいと感じられました。
導入部分に絵本を使用するにあたっては、あきる野市立五日市図書館に団体貸出を快く引き受けていただきました。
このような地域図書館がすぐ近くにあることが、本校の教育上の強みになっているのだと改めて実感できました。ありがとうございました。

今回作成した生徒のPOPを図書展示に活用して、今後の読書活動の一層の活性化につなげていこうと思います。

≫その後の展示の様子はこちら

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ルダシングワ真美さん&ガテラさんからルワンダでの義肢装具士としての活動を聞きました!
 【3学年総合的な探究の時間】
昨日の探究の授業ではルワンダからルダシングワ真美さん、ガテラさんをお呼びして、国際理解講演会を行いました。真美さんには昨年も来校頂きましたが、今回は4年ぶりの来日となるルワンダ人のガテラさんにも来校頂き、ガテラさんがスワヒリ語で話をし、真美さんが通訳しつつ、ルワンダで実施している義肢装具士プロジェクトのお話を聞きました。

1994年のルワンダ大虐殺という悲しい過去を抱える国ですが、そこで足を失った方々に無償で義足を作ったところから始まったプロジェクト。既に20年以上の活動となっているとのことです。

講演の中で印象に残った言葉は「出会いが自分の将来を変える」「相手に何ができるか・何をしたいと思っているか」という言葉です。真美さんが義肢装具士としての活動を始めるようになったきっかけは、ガテラさんとの出会い。ガテラさんに認めてもらいたいという一心で義足を作り始めるようになったエピソードに生徒は興味津々でした。

真美さんから1時間ほどの講演をいただいた後、グループで真美さん・ガテラさんへの「本質的な問い」を作り、グループの代表が質問をしました。
「真美さんとガテラさんの出会いのきっかけは?」「ルワンダでの流行っているものは?」「レストランでの人気メニューは?」という生徒が気になっている質問から、
「民族対立後、1つの国になるにあたって、今も障害になっていることはないのか?」
「日本とのつながりを保っていくために必要なことは何か?」といった本質的な深い問いを投げかける生徒もいました。探究学習の大事なポイントは「問いの設定」になりますが、生徒の「質問力」が上がっていることを率直に感じました。積極的に自分から質問しようとする生徒がいたのも、素晴らしかったです。

義肢装具の作り方、費用などの質問から、義足と義肢装具の違いや実際にガテラさんが装着されているものを見せて頂き、よりリアリティーのあるお話となりました。

最後はESS国際交流部の生徒が、真美さん・ガテラさんに感謝の気持ちと学んだことを伝えました。
「皆で作ったハウスが壊されるという悲しい出来事があっても、また一から慰め合ってお家をつくるたくましさが印象的でした。色々な人に助け、助けられる、そんな関係が一番大切だと改めて実感することができました。」という言葉がありました。

困難の中にも希望の光がある。瓦礫の中から顔尾を出した猫、壊された建物の瓦礫を拾う子供たちから、生きる力、生きる欲、したたかさを感じそれが、真美さんを困難から立ち上がり、前進するきっかけになったとのこと。そんな「勇気」をもらう貴重な時間だったと思います。どんな経験も、自分の生きる糧になるはずです。生徒には今回のお話を心に抱き、進路実現に向けて諦めず取り組んで欲しいと思います。


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2023/07/12 外部連携による消費者教育を、2年生全員を対象に実施しました。
7月7日(金)、2年生全員を対象とした消費者教育を、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社から講師をお招きして実施しました。

長江さんに主講師を、中村さんに副講師を務めていただき、体育館で2年生はスライドを使ったクイズ形式の講義をお聞きしたり、グループワークを体験したりしました。



成年年齢が18歳に引き下げられて、1年数か月が経ったところです。
18歳になると何ができて、何ができないのか。前半は、「契約」という言葉をキーフレーズにして、契約で困ったときの対処法や、金銭トラブルに巻き込まれないように気をつけるべきこと等を分かりやすく教えていただきました。



後半のキーワードは「投資」です。
お金をただ使ったり、取っておいたりするのではなく、投資とはいったいどんなことで、どのように実践するものなのかを、グループワークを交えて理解していきました。高校生のうちに知っておくことで、大人になってからも役立つ知識を身につけることができました。

専門家から実例を用いて説明をしていただける機会は、とても貴重です。
2年生のみなさんには、これからの進路を考えたりキャリアプランを形成したりする中で、今日学んだことをぜひ活用していってほしいと思います。

授業計画時より協力してくださったSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の方々に、感謝申し上げます。

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2023.07.10 緒方貞子メモリアルギャラリーで高校生座談会が行われました!
先日の土曜日、JICA地球ひろばにある「緒方貞子メモリアルギャラリー」に全国から推薦された4名の生徒が訪問し、研究所の副所長を初めとする担当の方々と対談を行いました。
本校のESS国際交流部で部長を務めており、平和構築にも強い関心を持って活動している中島さんが参加しました。

初めて顔を合わせた高校生4人はすぐに意気投合して、様々な話をしていました。
副所長の宮原さんは緒方さんと何度も仕事をされたことがある方です。メモリアルギャラリーでは緒方さんの功績を説明して頂き、その後、地球ひろばの「人間の安全保障展」を見学しました。

宮原さんからは、緒方さんはとことん「現場主義」で、優しい風貌がありながらも、「何を貢献できるのか?現場行ってきたの?」といった厳しさを持たれた方だったとのお話を聞きました。様々な困難なことがありながらも、世界のトップの方々と1対1で話し合える人間力とコミュニケーション力を兼ね備え、予防的平和構築を行ったところに大きな功績があります。

施設見学の後は、研究所の副所長・課長・担当の方や国際開発ジャーナルの方々との対談が行われました。見学を通して、気になったこと等を質問しました。全国から推薦を受けた生徒ということもあり、質問が止まりませんでした。中島さんは、自分の看護師の夢とかけあわせて、世界の困っている人にどのように声をかけていくかといったこと等について質問をしていました。

副所長から、「やらないよりやろうという勇気」「幸せとは1人1人が自分で決められる選択肢があること」といった話が非常に印象に残りました。人間の安全保障とは、「一人一人が幸せに暮らせること」ということが伝えられ、最後に参加した4名が考える幸せとは?というテーマで意見を伝えて締めくくりました。

「決断するには直感が大事」
「議論するより、実践しなさい」(緒方貞子)

…緒方貞子さんの言葉を深く心に刻み、どんどん外に出て、多くの実践から学んで欲しいです。中島さんは、同世代の意欲ある3人と出会えて非常に刺激となったと話していました。看護師を目指している仲間とも偶然出会え、自分のキャリアをより明確に意識することができたようです。

ここでの対談の様子は『国際開発キャリアガイド2023-24』(丸善出版)にて紙面で特集されます。記事を楽しみにしていてください!

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2023/07/08 学校図書館から 7・8月のテーマ展示紹介


季節の移り変わりは早く、1学期も終盤となりました。
暑さに負けず、元気に終業式を迎えてください。

今月は「夏に読むなら!オススメの本」というテーマで、司書2名が推薦する14冊を展示しています。



夏休み恒例の企画ですが、昨年度「自分からは手に取らない本と出合うことができ、世界が広がる」と言って借りてくれた人がおり、嬉しかった思い出があります。
長い夏休み、本から、体験から、人との出会いから、視野を広げる時間をたくさんもてますように。

紹介図書の1冊『王への手紙』トンケ・ドラフト作(岩波書店)は16歳の少年が主人公です。



騎士として認められるため、最後の試練に耐えていましたが、思いがけない来訪者に遮られてしまいます。「こんなはずではなかったのに…」という経験は誰にでもあると思います。
自分の力ではどうすることもできない状況に、主人公ティウリはどんな行動をとったか、是非読んでみてください。

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2023/07/12 「サマーセミナーin五高」の参加申込みを13日(木)から受け付けます。
7月28日(金)、五日市高校では「サマーセミナーin五高」を開催を予定しています。

これは中学生(3年生)に、高校でどのような勉強をするのかを体験してもらおうというイベントです。
基礎・基本をやさしく学べる内容を用意しています。1教科あたり20分程度の短い時間設定ですので、たくさんの中学生に気軽に参加していただけたらと思います。

こちらの画像をクリックすると、詳しい案内をご覧いただけます。


参加申込みの受付を、7月13日(木)午前9時にオンラインで開始します。
≪ 参加申し込みへは こちらから進めます ≫

中学生のみなさん、ぜひご参加ください!
お待ちしております。

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2023.06.26 読売新聞でESSの取り組みが大きく取り上げられました!
昨年、2月頃から5カ月間にわたって、五日市高校・ESS国際交流部の取り組みを読売新聞記者の石橋さんより取材して頂き、本日の読売新聞朝刊の13面に大々的に取り上げられました。

タイトルは、[SDGs@スクール] 「もったいない」を世界に発信・・・東京都立五日市高校ESS国際交流部です。

ESSのこれまでの取り組みが良く分かる記事にして頂き、感謝です。

是非、お読みください。読んでいただいて、少しでも興味を持った中学生の皆さん。体験入部に是非、お越しください!随時受け付けています。夏休みも面白いことをたくさんやりますよ!

問い合わせ先:五日市高校英語科・中村俊佑

読売新聞記事@

読売新聞記事A

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