10月18日(木)に、第13回アウトドアコース授業を実施しました。 今回は、1学期に実施した林業実習の第2回目。講師はもちろん「株式会社 東京チェンソーズ」の皆さん。 檜原村にある「MOKKI NO MORI」に伺い、@「山の話・木や森について」の青空講演会 ➁薪割り・雑草林の開拓(竹切り)を実習していただきました。
✦ 「山の話・木や森について」の青空講演会 ✦ 「MOKKI NO MORI」の入口から見える山々の絶景を教科書に、地形の変化や木の種類、手入れをしている山としていない山の違い、遠くに見える景色などの講演が始まりました。 山の中を歩きながら、木の年齢や実生している木と苗から育てている木の違い、日当たりや場所による成長の違いなど、ここでは書ききれない量の情報を細かく説明していただきました。
その後、今日の薪割りに使用する「枯れた木」を選び、チェンソーを使用して伐採の実演をしていただきました。 木が倒れるときの迫力ある音や狙い通りの場所に伐採できる講師の高い技術力に、改めて林業家のすごさを実感することができました。
✦ 薪割り・雑草林の開拓(竹切り) ✦ 伐採した木の枝を切り(のこぎり使用)、ユンボで運ぶ。 とても狭い場所でのユンボ操作は圧巻でした。その後、作業場にて1本の丸太を割りやすいようにカット(チェンソーを使用)し、更に斧でカットしながら、薪作りを行いました。
前回のやり方を思い出し、手際よく活動をすることができました。 せっかくなのでと、ユンボの操縦体験もさせていただきました。 初めて扱う大きな重機に圧倒されながらも、とても貴重な体験をさせていただきました。
竹切り部隊(5名)は、入口から少し降りたところにある「ロッジ(キャンプ場)」脇の雑草林の開拓を行いました。 急な斜面の場所もありましたが、時間が許す限り何本も竹を切り倒すことができました。 切ったスペースは、今後「ウッドデッキ」が出来上がる予定と聞き、生徒たちも完成後のイメージをしながら作業に取り組みました。
今回の学びも、外部(地域)の力あってこそ可能な授業となります。 五日市高校でしか学べない授業、五日市の自然がフィールドになる授業、そんな授業展開を今後も展開していきたいと思います。
東京チェンソーズの皆様、本当にありがとうございました。
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