昨日の探究の授業では、フォトグラファーの桜木奈央子さんをお呼びして、「フォトワークショップ」を行いました。桜木さんがこれまでアフリカの大地で人との触れ合いの中で撮ってきた写真にメッセージや想いを込めて伝えて頂き、生徒は聞き入っていました。浅草の校外学習で生徒が撮った写真も講評して頂き、自分たちが撮った写真の意外な魅力にも気づけたようです。 写真は、自分のその時の気持ちを思い出せる手段ともなる。1枚の写真をどんな視点でどう撮るかによって、自分の考えや気持ちを載せることができるということを学びました。
今はスマホでも、通常のデジカメと遜色がないくらいの良い写真が撮れるということで、生徒にもスマホでも撮れる写真の撮り方をご教示頂きました。「光を描く」「主役を決めて撮る」「まっすぐに角度を決めて撮る」といった様々なポイントをプロのカメラマンから聞くことができました。
今後の探究の授業では、修学旅行プランを発表する際に、「五日市における未来につなげる一枚(今後も残していきたい五日市の光景)」と「五日市における解決したい1枚」を生徒独自の視点で撮り、それぞれの写真に生徒の想いをのせ、言葉で伝えられるような機会を作りたいと思っています。ただ「なんとなく」撮っていた写真も、意識すれば、「想いのこもった素敵な写真」になるのではないでしょうか?今後の探究学習、修学旅行でも今回聞いた話を活かしていきます。
〜生徒のコメント〜 ・今しかできないことを残すこと。考えを表現すること、他人と共有出来ること。写真1枚から想像できることがたくさんあると聞いて確かにそうだなと思った。 ・17歳私と同じ歳の時に一人でアメリカに行けたのがすごいと思った。一枚の写真からたくさんのことが考えさせられる。一枚の写真からいろんなことが考えられる写真がいい写真だと思う。 自分が「いい!」って、思った瞬間を逃さずに撮ることが大切! ・写真からのいいところは、時間を止めることができることだから、いまの高校生活の景色をたくさん写真に残しておこうとおもった! ・写真一枚でその時の背景や気持ち、天気などが思い出せるのがすごくエモいと感じました。自分が撮った写真と他人と共有するのがとても楽しいし、写真の撮り方次第で見方が変わるのが面白いと感じました。 ・言葉では伝えられない心情や感情を写真でなら伝えられたりすることもあるんだと思った。写真というツールも今後視野に入れるようと思った。またいい写真を撮るには、撮る前の気持ちや撮る時の角度、どう撮るかなどを考えながら撮るといい!
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