「観光甲子園」の準決勝出場にあたって、あじさい山を運営されている高水さんにご来校頂き、インタビューを行いました。 生徒たちは自分たちが考えた観光プランについて、実現可能なものであるのかを高水さんに聞きました。
あじさい山は今年で53年目であり、忠一おじいちゃんが山の中にある先祖のお墓までを花道にしたいということで、お盆の時期にきれいに咲くアジサイを選んだとのこと。次第にお客さんが増えていき、嬉しくなって山にアジサイを植えていったのがきっかけとのこと。
高水さんは、地域の名物を作りたいということで、「あじさい茶」をカフェで出したいという想いが強くなり、忠一おじいちゃんと出会い、その情熱に惹かれ、アジサイ山を守っていくことを決めたとのことです。
今回、アジサイ山を舞台にして2泊3日の観光旅行プランを立てました。 「押し花というアイディアは思いつかなかった。良いアイディアだね」 といったお褒めの言葉や、 「自分たちがやっていることに自信を持って、とにかく一生懸命行うこと。中途半端にやらないことが大切。」という叱咤激励を頂き、顧問が伝えたいことを代弁してくださり、ありがたかったです。
「良い花を咲かせるためには、来年・再来年を見極めて剪定作業を行うことが大切。毎回、怒られながら忠一さんから習った。ちゅういっちゃん(アジサイ山の生みの親)からは、生前、一回も褒められた ことがないくらい難しい作業だった」という話を聞きました。
様々な苦労があって、アジサイ山を守っていくプロジェクトを行っている高水さんの活動に、少しでも高校生の若い力を結集させて、地域活性化につなげられたらと思っています。 高水さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!
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