図書室前の壁を使った展示企画「半年前劇場」の完成を受けて、「劇場ができなのなら、こけら落とし公演をしよう」と発想し、「こけら落とし公演」と銘打った企画を開催しました。
図書室前の廊下を「劇場前の大通り」に見立てて、ストリートコンサート風のイベントとすることで、三密の回避や換気を維持して、見に来た生徒たちが参加しやすいようにも配慮をしました。
メインとなる吹奏楽部による演奏に加えて、軽音楽部による寸劇や、絵本の読み聞かせ、生徒参加型のセレモニーなど、バラエティ豊かなイベントとなりました。
「テープカット」では、校長先生が中央に立ち、生徒もハサミを持ってカットに加わりました。カット前にはハンドベル担当の生徒によってファンファーレが奏でられました。
続く「鍵渡し式」では、司書教諭が校長から大きな鍵を受け取ろうとしたとき、打合せどおりに泥棒役の生徒が鍵を横取りし、それを正義の味方役の生徒が倒して鍵を取り返すという寸劇がはさまれて、会場を盛り上げました。
いよいよメインの「吹奏楽部記念公演」では、吹奏楽部員だけでなく有志の生徒や卒業生も演奏し、音に厚みのある、あたたかい音色を校内に響かせてくれました。
最後の「読み聞かせ 〜結びに代えて〜」では、絵本『ぼくがラーメンたべてるとき』を司書教諭が読み聞かせて、世界で今起こっていることを自分の生活と結び付けて考えられるような感覚へと導きました。
今日の開催を楽しんでくれた生徒、先生が多くいたようでとても嬉しいです。 半年後には文化祭があります。今日のイベントを半年前の思い出として、各団体が文化祭でさらに成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。
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