先日、1学年では、2022年の1月に訪れる予定の台湾竹林高校とのオンライン交流会を実施しました。オンライン交流会では、五日市高校生徒、竹林高校生徒がそれぞれプレゼンテーションを行い、互いの学校紹介やお互いの国のイメージや魅力をプレゼンしました。
五日市高校1学年の代表として、ESS国際交流部の生徒が1学年生徒の前で作成した魅力的なパワーポイントを使って、Teamsで竹林高校生徒に向けて、堂々とした発表を英語で行いました。前日も遅くまで、発表資料作成や発表練習をJETの先生にも協力してもらいながら、一生懸命行っていました。何よりも嬉しかったのは生徒たちが自分たちで、発表の仕方をシュミレーションして、「こうした方が良いのでは?」という提案をしたりし合って準備に取り組んでいた点です。いつも彼らに伝えている「良いものを作るために何が必要かを、言われて気づくのではなく、自分たちで進んで考えて気づいて修正していくこと」が実践できるようになってきています。頼もしくなってきました。
当日はかなり緊張していましたが、ある生徒の「楽しもう!」との一声に皆が共感して、頑張ってくれました。私も、「交流なのだから、間違いを恐れず、楽しんで」と伝えました。
竹林高校生徒の英語プレゼンでは、日本の魅力として、礼儀正しい日本人の特性やアニメ・ゲーム・祭りなどの日本文化、富士山などの観光資源、ラーメン・寿司などの食文化、そして高齢化社会に突入している社会問題にも言及があり、かなりレベルの高いものでした。生徒は圧倒されていましたが、互いの国の魅力を相手国から見たらどのように見えているのか、V-tuberやゲーム、好きな芸能人等、国は違えど、同世代の高校生の関心に共通点もあることがわかりました。竹林高校生徒も代表生徒6名ほどと、参加者40人ほどが、原稿やパワーポイントを用意する等、私たちとの交流のために多くの準備をしてくれました。 オンラインではありましたが、「こんにちは」の挨拶を日本語で言ってくれたり、皆で手を振ったり、発表者に拍手を送ったりと国を越えて人がつながるという経験を実感することができた機会でした。
3月にもオンライン交流を予定しています。台湾への修学旅行に向けて、どんな交流がしたいか、互いの国が交流するために大事なテーマは何か等についても意見交換をしていきたいと思います。 |
 | 1学年生徒全員が参加しました。 |
 | 台湾生徒の発表も聞きました。 |
 | 好きな歌手について発表しました。 |
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